2010/04/05

CrossOver Mac 下で中国語を打つと変換できなくなる

僕の仮想環境は,Virtual Box と CrossOver Mac だ。Windows 環境はほとんど必要ないので,実のところ,CrossOver だけで事足りている。が,最近,CrossOver を使用すると,中国語の文字変換ができなくなっていることに気付いた。これはかなり痛い。普通文字を入力すると,変換候補が幾つかポップアップされるのだが,繁体字の場合は,変換候補すら表示されず,第一候補に勝手に変換されてしまう。簡体字もかなり不安定で,変換できたり,できなかったり…

もっと困るのが,この症状が出てしまうと,その後は,仮想環境下でなくても,すべてのアプリケーションで同じ状態になってしまうことだ。

かなり苛つくこの症状,どうにかならないかな?

2010/01/19

Snow Leopard での中国語入力に関して

OS が Snow Leopard になり,中国語入力がずいぶん楽になりました。アップルによると
中国語のピンイン入力。
辞書の強化、新しいデータ処理エンジン、リアルタイムの文字変換など、中国語のピンイン入力が再設計され、中国語の文章作成がこれまで以上に簡単になりました。


以前と比べると,入力スピードが格段に速くなったように思います。打ち込んでいる途中で,欲しい候補が次々と出るようになりました。もっと早くこういうふうにしてほしかったです。これも中国での市場拡大を見込んでのことでしょうか。

ただ,僕のように,簡体字と繁体字を両方ピンイン入力する人には一つ困ったことが,それはメニューバーに表示されるアイコン。どちらも同じアイコンだから option+command+space で入力法をカチャカチャ変えているうちに,どちらか分からなくなってしまうんです。打ち始めてから気付き,修正するといった無駄な動作を繰り返してしまいます。



繁体字をピンイン入力する人の人口はそれほど多くないので,こうなってしまうのでしょうか。




2010/01/15

Google.cn のロゴが中国四大発明に

グーグルが中国から撤退を検討しているという衝撃的なニュースが駆け巡っている最中,当のグーグル中国(Google.cn)のロゴが中国四大発明になっていることが話題になっている。左から,紙,火薬,羅針盤,印刷。



これに関して様々な憶測が飛び交っているようだ。サーチナでは,admin5.com の記事にある幾つかの憶測を引用している。例えば
使用された文字が「Gole」となることに注目したもの。「Gole」が「Go了」と読めることからGoogleが中国から「出ていくよ」というニュアンスをあらわしたものではないかという。推測を紹介するとともに「英語と中国語を組み合わせるという現代人の言語感覚からすれば説得力があるが、現時点で『Go』は事実と決まったわけではないので、そういう意図があるとしたら時期尚早ではないか」と解釈している。
僕の勝手な考えでは,グーグルは,それら発明品同様,自分たちの行なっている仕事や技術を正しく評価してほしい,ただそれだけじゃないかな?



2010/01/14

中国語の簡体字,繁体字を瞬時に変換する Firefox アドオン

先日,Snow Leopard になってから,Safari で中国語の簡体字と繁体字のコンバートができなくなっているという記事を投稿した。

Snow Leopard になってから Chinese Text Converter が何だか変

もう元には戻らないのかなと,ネットで調べていると,Firefox でコンバートできるアドオンがあることを発見,アドオン名は GB2Big

使い方は簡単,アドオンを適用した後,Firefox のメニューバー,表示からツールバー,そしてカスタマイズを選択し,その中にある,中国と香港の国旗を,ツールバーへドラッグするだけ。



例えば下のような,繁体字が表示されているページで,中国の国旗をクリックすると,

瞬時に簡体字に変換される。


逆がしたい場合は,香港の旗をクリック。変換はもっさりした所がなく,快適そのものだ。ただ,一部分だけの変換はできず,ページ全体が変換されてしまう。

ダウンロード:Gb2Big::Add-ons for Firefox




2010/01/13

Google が中国から撤退を検討

タイトルどおり,Google が中国から撤退を検討中とのこと。理由は
グーグルは、中国国内から高度なサイバー攻撃が仕掛けられ、同社の知的財産が盗み出されていることが昨年12月半ばに分かった、と指摘。中国の人権活動家のGメール・アカウントにアクセスするための攻撃とみているが、実際にアクセスのあったのは2アカウントのみのもようという。
 グーグルはさらに、「発見された攻撃や監視と、ウェブでの自由な発言への制限を強めるここ1年の動きが相まった結果、中国での事業の存続可能性を見直さなくてはならないとの結論に至った」としている。—ウォール・ストリート・ジャーナル日本版
中国のインターネットは,政府系通信会社が外界とのアクセスを管理,そのために特定のサイトへのアクセスが遮断されたり,Facebook , Twitter などは利用するのが今なお困難だ。今回撤退かと報じられている,グーグル中国(google.cn)もわたしたちが利用しているグールとは別物だ。例えば,Google ニュースは左上に各国の Googleニュースへアクセスできるようにドロップダウンが付いているが,google.cn から Googleニュースを見ると,その部分が存在しておらず,外国のニュースを閲覧するのが難しくなっている。

今回の報道,中国国内の反応はどうなっているのだろう。個人のブログなどを見ていると,撤退は残念としながらも,強気な意見が多い。例えばこのブログ

「Google の今回の発表は,わたしが思うに基本的には一種の心理作戦であり,実施される可能性は大きくない,もし本当に実施されたとしても,損失を被るのはGoogle であり,ネットユーザーである,中国の大多数のネットユーザーに関して言うならば,三ヶ月もしないうちに,このことはすっかりと忘れ去られてしまい,少数のユーザーがたまに思い出すだけだろう,湖に立つ少しのさざ波に過ぎない。」
对于google的这一宣布,我认为基本上是一种心理战,付诸实施的可能性不大,如果真的实施了,损失的是google,是网民,对于绝大部分中国网民而言,不出三个月,就把这件事忘记得干干净净,少数互联网人士,不免偶尔想起来,不过是一潭水中泛起的几个涟漪而已。 —项立刚的博客
またこういうのもある

「ローカライズすることがネット会社の成功の鍵だ,あのアマゾンがTaobao(中国の通販会社)には対抗できない,また Twitter や Facebook が中国でぱっとせず,QQ(中国の掲示板)や新浪微博(中国のマイクロブログ)がこれほどはやっているのは,ローカライズの力なのだ。」
…本土化是互联网公司成功的关键,卓越亚马逊无法对抗淘宝、twitter、facebook在中国没戏,反而QQ和新浪微博大行其道,这就是本土化的力量。—磐石之心看Business
かなり温度差を感じる。






2010/01/08

Snow Leopard になってから Chinese Text Converter が何だか変

Mac は中国語に優しい。Chinese Text Converter もその一つだろう。選択したテキストを繁体字から簡体字へ,またその逆も瞬時に変換してくれる。システムにこんな便利な機能がついているのは,何ともありがたい。今は知らないが,以前 Windows を使っていた時にはなかった。個別のソフト,OpenOffice.org や,中国語版の Microsoft Office にはこの機能があったのを記憶している。

OS を Snow Leopard にしてから,今日初めてこの機能を使おうと思って驚いた。何だか変,図のようにテキストエディタに簡体字で文字を入力し,繁体字に変換しようとした所,出て来たのは「選択した繁体字中国語テキストを変換」だった。一応,この変換を選択した所,きちんと簡体字から繁体字へ変換できた。これってバグ?


  図をクリックで拡大

それに Safari でブラウズしたテキストも,以前なら変換可能だったのが,アップグレード後はできない,サービスにも表示されなくなっている。


図をクリックで拡大

何だか以前より物足りなくなった。

2010/01/07

Mac で中国語のネットラジオを聴く


日本と違い,海外ではラジオで放送されているものが,リアルタイムでネットでも流れている。Windows では比較的簡単に聴けるそれらネットラジオが,Mac では意外と難しかったりする。例えば,台湾の放送局「中廣」の放送を聴こうとしても,Mac だと,エラーになってしまう。

でも全く聴けない訳ではない。ネットラジオが聞けるアプリケーションを使い,放送に使われている URL さえ分かれば良い。僕がよく使っているアプリケーションは QuickTime Player と FStream

問題は,どこにURLがあるかという事だが,いろいろ探してみた所,台湾人のブロガー,小梅子さんのブログで,ちょうど FStream にインポートできるプレイリストが配布されているのを発見,インポートの方法も詳しく説明している。

小梅子さんのブログの,コメントに入るちょうど上,黄緑色で書かれている部分に,“下載清單一:台灣+香港 常用廣播電台節目表”と“下載清單二:台灣+香港 常用廣播電台節目表”というのがある。僕は,下側“清單二”のほうで聴くことができた。方法は簡単

  1. “清單二”をダウンロード
  2. FStream を起動し,メニューバーの「ファイル」から「ストリームマネージャ」を選択
  3. 「インポート」をクリックし,先ほどダウンロードしたプレイリストを取り込む


小梅子さんのブログにも書かれているが,QuickTime では清單一”にあるURLのほうで聴くことができた。

これで,日本にいながら,リアルタイムで台湾や香港の放送が聴ける。お薦めは台湾の「中廣音樂網」辺り,日本の歌も良く流れている。あちらのコマーシャルもそのまま聴くことができる。一度お試しあれ。



アプリの右端にある円の上半分をクリックすると取り込んだプレイリストが表示される